国土と人々 国土づくりの歴史 技術の歩み 大地への刻印 土地に応じた開発 土地に応じた開発 国土の地域性は、なぜ生まれたのであろうか。人々は、大地へ絶えざる挑戦を行い、地形を巧みに利用する技術で、時代とともに農地を拡張してきた。土地の開発は、荘園領主・大名・政府による奨励と治水・利水の技術の進歩により湿地・台地・湖沼・浅海などへと進み、しだいに広域化していった。各地の風景は、このような技術と労働の結晶であり、地域性を形づくるものである。 土地を拓く 土地に刻む碁盤の目 土地に応じた開発 地形に応じた地割、条理制 開発の花ひらく、荘園 平野の拡張、新田開発 生まれ変わる湖、関東平野 水から土地を守る、輪中 干潟から沃野へ、有明海干拓 明治農法の受皿、田区改正 農地を改良する、耕地整理 台地を拓く、明治用水 新田と機械化農村、児島湾干拓地 太閤の夢の農地、巨椋池干拓地 土地改良の結実、新潟平野 新しい時代の農地整備 水がつくる国土と社会 水をつくる歴史